東洋医学体験:(番外)いい治療者と出会うには 裏技編 -2
【究極的には・・・】
まず、とあるスポーツニュースの中から、
(引用始まり)
原監督が選手を起用する時の信念がある。それは「誰と失敗するか」だった。「選手を起用するとき『誰と成功しようか』と考えるのは簡単なこと。でも『だれと失敗しようかな』となると、かなり悩む。『こいつとなら』という人間を使いたいからね。悔いが残らないように」
(以上『(スポーツ報知) - 2006年4月23日 原巨人、虎連破…セ全球団勝ち越し4年ぶり貯金12 』より引用)
これは西洋医学、東洋医学・代替医療にかかわらず治療者選びの極意と同じではないかと思います。
病気や治療法についてよく調べるのは勿論なのですが、最後の最後のどうするかといえば、私の場合は、
「この人だったら、失敗しても許せるかどうか」
でした。
これは、クローン病と診断されるまで、多分発症と思われる時期から約1年半位ひっぱられてしまって、結果としてその間の診断は誤診だった時の経験からきています。
ですが、不思議に腹が立ちませんでした。むしろ、助けられたとさえ思いました。最後、胃が痛いのに「腸からきているようだから、大腸の検査をしよう」といって注腸検査をしたからです。
それ以前にもしんどい場面を何度も救っていただいたので、絶大な信頼をおいていました。この事態になってもその信頼はゆらぎませんでした。「この人だったら、失敗しても許せるかどうか」という基準は私のそんな経験からきています。
養老猛氏が「医療事故なんて本来ない」という発言をしたそうですが私の経験からしても、そのとおりだと思います。(この問題の本質は別のところにあるのは明らかです。)ただそのためには、日頃からの基礎知識の蓄積も大事だと思います。このサイトやブログがその万分の1でもお役に立てれたら、とてもうれしいです。
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(C) 2008 クローン病をこえて